JA11のジムニーでエアコンの故障で、よくある故障、原因、修理ポイントの紹介です。
ポイント1 エアコンスイッチ
ジムニー11は室内の内気/外気の切り替えの所にA/Cのスイッチがありコチラが良く壊れます。
点検方法としては、画像の様にスイッチを導通させてコンプレッサーが入ればスイッチが悪いのでこれを交換します。このスイッチが問題ない場合は、この部品の左側に純正だと温度の調整の所に配線があり、ここも導通させてみてコンプレッサーが作動するか確認するのも大事です。
ここも良く壊れます。どちらが壊れていても交換部品は同じです。
新品部品を注文すると対策品に変わっています。
部品交換の仕方
- 部品の交換は灰皿を外し、灰皿の上の部分の金具も外します。ボルト2本で外れます。
- エアコン調整レバーなどの、つまみをすべて外してからパネルを外します。
灰皿を外した所から手を入れて裏から押すと簡単に取れます。 - スイッチもボルト2本で止まっているだけで、あとはカプラを外せば取り外せます。
取り外した部品です
新品の対策品です
ポイント2 高圧センサー
こちらもカプラを外し導通させてみて、コンプレッサーが入れば高圧センサー交換ですね
ポイント3 コントロールユニット
こちらは、内部に基盤がありここのどこかが経年劣化や、部品の水濡れなどで故障している場合も有りますので、自分で電装品の確認が出来る方は検電チェックなどで修理するといいかと思います。
私もコンデンサー部分が水濡れ?腐食?などで基盤が取付部が悪くなっているのを交換して直ったことも有ります。修理出来なくてここが悪い場合は、部品交換です。
こちらが交換したコンデンサ部品です
ポインホ4 エキパンの詰まり
エキパンを交換するにはガスを抜きエンジンルーム内の高圧と低圧の配管を外し
助手席の足元のカバーを外していきます
画像の様にカバーのしたの物置をはずし、カバーの下の部分をネジとクリップを外していくと、
エキパンが外せます
外した所が画像が取れてませんでしたが・・・・・・順にやれば外せます。
取り外した際にエバポレーターも掃除して置くと良いですね
ポイント5 コンププレッサー
コンプレッサーはマグネットスイッチが悪かったり本体が悪かったりとか有りますが、
今回はベルトを外してコンプレーサーを手で回してみて回らないほど固くなっている状態の本体不良の物で本体交換の仕方です。
- コンプレッサーの交換は、エアコンのガスを抜いてベルトを外します。
- 次に高圧と低圧のホースを外します。
- 本体上部の取り付けボルト&取り付けステーも外します
- 下部の取り付けボルトは、今回ボディーリフトしてある車両なのでタイヤハウスからアクセスして外します。 ノーマルだとパワステポンプを外してからコンプレッサーを外す手順になりますね。
忘れずにパッキンも交換していきましょう
ポイント6 ヒューズ、リレーなど
こちらも良く破損しているので確認しましょう
交換後は真空引きして他にも配管、パッキンなど、漏れなど無いか確認して、漏れが無ければガスを注入し完成です。