FFヒーター 取り付け 5kw

今回は200系ハイエース201Vディーゼル車にFFヒーターの取り付け作業になります。

取付作業

今回は左のスライドドアのステップに取り付けをしていきます。

先ずは、ジャッキが入っている所の蓋と照明ライトを外します。
そして、カバー本体はクリップで留まっているだけなので、上に引き上げる感じでカバーを外します。

先ずは仮当てでスライドドアにFFヒーター本体が当たらないか確認をしていく作業です。

ダクトのセンターがもう少し奥側にしないとスライドドアを閉めた時にFFヒーターにドアが接触して閉まらないので、四隅の取り付け穴部分をカットしました。

FFヒーターのボディーから排気のセンターまで約7cm程です。

画像のように切ったプレートを手前凹の位置からセンターの位置まで計ってマーキングします。

そして、右後ろ側に取り付け予定なので、仮合わせしてどれくらいまで右奥まで行けるか確認をします。
自分が購入した5kwのサイズだとプレスラインの凹が右から1つ目と2つ目の辺りが良さそうでした。

この時、4か所の取り付け穴は、右2本は右プレスラインの凹のトップ位置で、左は2番目のプレスラインの凹のトップラインに合わせて有ります。
同じ車で、同じ部品なら、この位置でOKだと思います。

マーキング位置を測るとこんな感じです。

位置決めが終わったらドリルで穴をあけていきます。

この時穴がズレない様に、一か所あけたら仮のボルトでプレートを留めていきながら穴をあけていくと思います。

そして、カバーも仮合わせして、先ほどあけた穴の下側から、一か所カバーに穴をあけて位置決めをして置き、だいたいの寸法でカバーをカットしていきます。高さは約14cm程取ればいい感じでした。

最初のカットは全然足らなかったので、再度大幅カットしました。

こんな感じのカットで、準備OK

※ カバーのカットに関しては、爪クリップを一旦全て外し、
何度も仮当てしながら徐々にカットを広げていく方が失敗しにくいです。

カットしたカバーの裏側に付いていたシートはカットして本体に直付けしました。

そして、カットしたカバーを取り付け本体の仮付けが問題無さそうであれば、
配管の大きい方の穴もホールソーで開けていきます。 ここでは28mmのホールソーで穴あけしています。

この後本体を取り付けするのに、多少車体のプレスラインの凹などで開けた穴が、
真っすぐじゃなかったりするので、穴あけ後、ベルトサンダーやドリルなどで、
ヒーター本体が取り付く様に、取り付け穴をけるりながら仮置きして微調整をします。

少し削って調整完了がこんな感じです。
そして、燃料ポンプとアースの配線を車外に取り付けるので、
穴の右側にあるゴムの蓋の様なものが有るので、こちらを外して置きます。

無事にヒーター本体が取り付くようでしたら、プレートを取り付けパテ埋めするので、
ペーパーで足付けをして置きます。
カットした部分は錆びない様に錆止めペイントしておきます。

プレートにも足付けしたら、パテを塗っていきます。
自分は業務用の耐熱のマフラーパテを使用しました。

パテはリンクにある、こちらのパテで十分だと思います。

こんな感じで車内に排気漏れしない様にしっかり埋めていきます。

これで一日乾燥した後に、四角も耐熱テープを貼っておきました

乾燥が終わったら、本体を取り付け配線作業に進みます。
燃料ポンプとアースはここから通しました。

穴が小さいのでアースを少し変形させて穴を通します。

燃料ポンプはカプラが穴を通らないので、配線をカットして通します。

配線にギボシを付けハンダ処理もして置きます。

※ 配線は予め外に出る部分を測っておいてギボシの部分は室内で取り付ける様にした方がいいです。

下側も本体取り付け部に、耐熱パテで埋めておきます。

自分はフロント座席後ろに、スイッチを取り付けてあるので、
そちらから電源を取りON/OFFの切り替えが出来る様にしました。
電源はフロント座席側にこんな感じで回していきます。

このスイッチを利用します。

本体側からきているヒューズ付き配線です。
ここもギボシを付けハンダ処理しておきます。

排気管は出来るだけ曲げずにフラットで取り付けした方が良いのですが、付属品で何とかしようとしたら、こんな感じになってしまいました。 
吸気感も画像の様な感じです。

Tジョイント取り付け部はタンク上のここから取り込みます。

Tジョイント取り付け部分を離れてみるとこの部分になります

まずは、取り付けバンドを外しホースを抜いていきます。

ホースは画像の様にベンチなどでクルクル回しながら抜くと外しやすいです。

抜けると多少燃料が出て来るので受け皿を置いておいた方が良いです。

取れたホースです。(内径10mm)
このホースカットして使用すると少し短いので、出来れば新しいホースに交換して長さ調整した方が良いです。
今回は余分にないので、ひとまずこのまま使用しました。

ジョイントとりつけしてこんな感じですが、左右1cm位つつ短いですよね
なので、初めから準備して交換した方が良いと思います。

あとはコルゲートチューブにも配線カバーなど付けて出来るだけ破損しにくい様に養生して、ヒーター本体迄、燃料ホースを取りまわしていきます。

燃料フィルターは画面中央の辺りに取り付けました。

ポンプは角度も丁度いいので、この部分に10mmで取り付けてるようにタップを空けて取り組けました。  アースは、その下に元ネジと共締めしてあります。

燃料ポンプも車外設置なので、カバーを付けて置いた方が安心なので、
カバーも付ける予定で注文しましたが、海外輸入でまだ届いてません
(1か月くらいかかるようだったので・・・・)
ヒーターを取り付けしたい気持ちが方が勝ち、先走りました。 ( ´∀` )
届いたら付ける予定です。

※ 燃料ポンプの車外設置だとカバーは付けた方が良いと思います。

Gaetooely 燃料ポンプカバーホルダー、ハウジングブラケット、ノイズリダクション、Webasto Ebeprメータリングポンプ、パーキングヒーターマリントラック用
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取付完了!いざ試運転!  このコントローラーのタイプは右部分の上下の矢印を同時押しするとポンプが強制に動きエアー抜きが出来るようでした。
エアー抜きが終わり無事点火!メッチャ快適です!

コントローラーをサイドのピラーに取り付けて作業完了です。
これで、この時期の釣り車中泊も快適に過ごせそうです。

自分も念の為、一酸化炭素警告器も取り付けてありますので、
取り付けの際は警報器も付けて方が良いですよ。

前回取り付けた2kwの他の商品は、初期点火は毎回、モクモクと白煙が出てましたし、
時間をあけてからの始動時点火もいまいちで、何度かやり直し点火する感じでした。

なので、今回はレビューなども良く見て、Am〇zonでリョクエンさんの商品を選びましたが、
取り付け後から、即点火、何度やっても一発点火!!
しかも、ビックリするほど白煙どころか完全燃焼で煙なし!!
前回の物との違いに本当にびっくりしました。
大変満足しています。