ダイハツミラL275Sが、突然エアコンが効かなくなり、そのまま少し走行してると、
メーター内の赤いヒート警告灯が「点灯、点滅」すると言うことで、確認をしてみると
エンジンを掛けたまま停止していると赤いランプは消えています。
ボンネットを開けエンジンルームを見てみると、ラジエーターのサブタンクは冷却水が入っています
し、吹き戻してる感も無いし、そんなに冷却水の臭いも無い感じ・・?
点検確認
少しエンジンが冷えてからラジエーターキャップを開けてみつと、やはり冷却水が無い。
目視では分かりにくいので、とりあえず水を補充して確認
やはりラジエーター本体から水漏れしてます。
テスターで圧かけると漏れがわかりやすいです。
その他、見る限りではホース類は感じ漏れては無さそうなのでラジエーター本体を交換していきます。
交換作業
バンパーから外していきます
上部と下部のクリップを外し、タイヤハウス側のクリップを外す。
バンパーが外れたら、赤○も10mmのネジと黄色○のホースを外しサブタンクを外します。
サブタンクが外れたら下の画像の赤〇のカプラと黄○の配線止めを外して置きます。
次に赤丸のホースと黄色い○の部分にA/Tホースのステーを止めている10ミリのボルトがあるので
外して置きます。
A/Tのホースを抜くとA/Tオイルが出て来るので、
適当な綺麗なネジなど差し込んでオイルを止めて置きます。
次は、ラジエターのアッパ―サポートを外していきます。
ネジを外すのに右ライトが、邪魔になるのでライトを外します。
ライとは上部のクリップ1つと10mmのボルトが3か所あります。
ライトが外れたら、クーラーコンデンサー前のカバーを赤丸の部分の裏の爪をマイナスドライバーなどで押して外します。
ここは摘まんで手前に引けば外れます。
アッパーサポートは赤丸の部分の10mmのボルト6か所を外します。
フードロックステーの部分はマーキングして置いて2か所だけ外します。
ラジエーターを抜く時に邪魔になるので、このロアホースを上から抜いて
避けて置いた方が抜きやすいです。
こんな感じです。
次は、コンデンサー上部の10mmのボルト2か所を取り外し、下の部分はラジエーターの
シュラウドに刺さっているので、両方のコアを傷付けないように外します。
外せたら、下の画僧のように紐で固定して置くとラジエーター脱着時に楽です。
ラジエーター本体が抜けた状態です。
本体が外せたら、シュラウドを外し、新しいものと付け替えます。
この時赤〇のゴム部分の付け替えを忘れないように気を付けましょう。
後は、逆の手順で取り付けていき、冷却水を入れて漏れが無いかかくにんをし、
後は、冷却水のエアー抜きをしていきます。
注意
A/Tオイルのホースも外したので、取り付けしてから忘れないように
A/Tオイルも減っていれば補充しましょう。
エアー抜き
エアー抜きはA/Cを切った状態で内気循環で暖房にし、ファンを全開にしてエンジンを掛けます
冷却水を補充しながら電動ファンが作動するまで待ちます。
途中暖房が完全に効いてきたらファンを止めても良いです。
冷却水を補充しながら電動ファンが作動するまで待ちます。
電動ファンが回ったら、エンジンを止め冷えてから冷却水の確認をして、減っていれば補充をし、
ラジエーターキャップをして終わりです。
サブタンクの量も忘れず確認しましょう!
以上で、作業は終わりです。