- 交換作業
- 1.まずはミッションのオイルを抜きます。
- 2.次は、オイルを抜いている間に室内から、シフトレバーを外す。
- 3.フロントパイプ
- 4.リアプロペラシャフト
- 5.次は、ミッションとトランスファーが繋がっている部分を外して知恵の輪のように抜いて取ります。
- 6.ミッション
- 7.上側にも、2本とセル取り付けに2本ボルトがあるので、それも外します
- 8.クラッチカバー&クラッチ版
- 9.フライホイール
- 10.クランクのリアオイルシール
- 11.パイロットベアリング交換
- 12.レリーズベアリング交換
- 13.ミッション、リアオイルシール
- 14.取り付け
- 15. 注意、ミッションのオイルが下から注入出来ないと言う方は、シフトレバーを外した穴から、GL-4 75W-90 を1.2L流し入れれば入れれば大丈夫です。
交換作業
1.まずはミッションのオイルを抜きます。

2.次は、オイルを抜いている間に室内から、シフトレバーを外す。

3.フロントパイプ
- 次は、フロントパイプを外す。(O2センサーのカプラも忘れす外しておきます)

4.リアプロペラシャフト
- 次は、リアのプロペラシャフトとトランスファーが繋がっている部分を、
ユニバーサルジョイントのところから外す。 - スプラインを外すときは合いマーク付けて置きましょう。
- ミッションの下のバーも外します。

5.次は、ミッションとトランスファーが繋がっている部分を外して知恵の輪のように抜いて取ります。


6.ミッション
- 次は、エンジンとミッションが繋がっているボルト(計6本かな)を外していきます。
- セルモーターのボルトも同時に外していきます。
- 次はミッションに繋がっているバックスイッチのカプラを外します。
この時、コードはフリーにして置きます。次に、クラッチワイヤーを外します。
(ワイヤーも古いと調整ネジも、ザビ腐食も酷いので、確認して置いて、同時交換をお勧めします。) - 次は、ミッションをマウントから外します。
(12mmネジの3本)このミッションマウントも、結構、破損してたりしますので、最初に確認して、予め、部品を注文して置くといいかと思います。
(途中で部品待ちにならない為) - そしてミッションとマウントの取付ステーの12mmの4本のネジを、手で取れるくらいに緩めておきます。(いざミッションがエンジンと離れたら、手でネジを外しステーを取ります)
後でミッションを降ろす時に支えに出来るから楽だと思います。(笑) - いよいよ、ミッションを後ろにずらしながら抜いていきます。


7.上側にも、2本とセル取り付けに2本ボルトがあるので、それも外します




8.クラッチカバー&クラッチ版
- ミッションが抜けたら、次はクラッチカバーとクラッチを外します。
- この時フライホイールが回らないように止めておいてネジを緩めます。画像のように、メガネを使ったりしても外せます。
- ミッションの取り付け部の穴にボルトを差し、そのボルトとフライホイールのギアに別のボルトをかまして動かなくしてもいいです。



9.フライホイール
- 赤丸の部分のネジを緩め、フライホイールも外します。

10.クランクのリアオイルシール
- 次は、クランクシールを外します。
オイルシールなどは、専用工具だったり、マイナスドライバーとかで、こじって取ったりしますが、
とても取りにくく、取り付け部に傷や凹みの原因になったりと厄介です。
私も、この作業が苦手です。(笑)
なので、この時、裏技でシールのゴム部分を少しマイナスドライバーなどでゴムを取り
金具を見えるようにして、傷つけないようにドリルで、1~2mm程度の小さな穴をあけ、そこに鉄板ビスを、ねじ込み、画像のように、ペンチなどで引っ張りぬくと簡単に取れます。
この裏技は、自己責任でやってくださいね。(笑)



11.パイロットベアリング交換
パイロットベアリングは、ベアリングの外形ほどのベアリング外しやソケットなどで、ハンマリングすれば簡単に取れます。
打ち込みのシリコングリスなど付けてハンマリングで取り付け出来ます。
この時面が元の様に、面一になるように付けます。

12.レリーズベアリング交換
- 画像のように取り外し、取り付け部を掃除してグリスを添付したから取り付けます。



13.ミッション、リアオイルシール
- ここも工具で取れなかったので、裏技で取りました。初めにコネたから少しボロボロ (笑)

14.取り付け
- クラッチ&クラッチカバーを取り付ける際に、クラッチ版(内径約17㎜程)とパイロットベアリング(内径約10㎜程)のセンターが出てないと、ミッションとエンジンが、合体しないので、画像のように適当なパイプ等にビニールテープなど巻き付けて、センターを出して置いてから取り付けます。
- あとは、取り外した逆手順で組み付けていけば完成です。
