今回はアトレーワゴンのタイミングベルト、テンショナー、ウォーターポンプの交換になります。
部品はこんな感じ
作業手順
先ずは運転席のシート下のエアコンの調整ボルトと取り付けボルト2か所を緩めてベルトを外します
つぎにオルタネーターを緩めてベルトを外していきますので、下の画像の様に4ヵ所ボルトを外して中央のカバーをフリーにします。
カバーしたあたりにオルタネーターの取り付けボルトが有るので2か所緩めてベルトを外します。
助手席側から見た感じです
ここの配線クリップも外して置きます
次はアンダーカバーを外します
こちらはコンプレッサーの下側の取り付けボルトです
パワステポンプは、矢印の所のプーリーの穴の部分から工具を入れて取り付けボルトを緩めます
こちらの2か所緩めるとベルトが外せます
パワステの取り付けステーも邪魔になるので、外して置きます
タイミングベルトのカバーを外す際に、邪魔になるセンサーの配線やカプラなども外しておきます
プーリーを固定する工具などを使用してウォーターポンプのプール―（ボルト4つ）を外していきます
こちらがプーリーが外れたウォーターポンプです
つぎにクランクのプーリーを外していきます
自分はエクステなど使用してインパクトでボルトを緩めました
クランクプーリが外れたらタイミングベルトのカバーを外していきます
ウォーターポンプが外れたら、一旦クランクのホルトを軽く取り付けて、クランクを回しながらクランク側とカム側のマークを合わせます
カム側はこの辺りにマークが有ります
クランクのマークは赤〇の部分です。
マーキングを合わせてからテンショナーを緩めてタイミングベルトを外します。（ベルト取り付けの際の調整器具が無い方は取り外す前にベルトの貼り具合を確認して置くと良いです）
次は黄色○のウォーターポンプを外していきますが、LLCは出て来るので受け皿を用意して置きましょう。
新品のウォーターポンプを取り付けたら、続いてタイミングベルトも取り付けます。
ベルトが取り付いたらテンショナーで張りを調整します。それが完了したら、合マークを確認して問題無ければ、そのままクランクを2回転程回して、再度合マークを確認して合っていれば、逆手順で組み上げていきます。
組み付けが全て終わればLLCを補充して冷却水のエアー抜きを行います。
アトレーは画像の部分にエアーを抜くところが有ります（2か所）ので、先ずはラジエターに補充しながら、ここから冷却水が出てくるまでエアー抜きします。
冷却水が確認出来たらバルブを閉めて、次はA/Cを切った状態でヒーターを全開でデフから風を出し、内気にしてエンジン始動します。
冷却水の補充をしながら、これで2回ほど電動ファンが回ることを確認したらエアー抜きは完了です。
これで作業はすべて完了！ お疲れ様です！
