ダイナ アイドルプーリー交換

走行中ダイナモの2本あるうちの1本ベルトが切れ、同時にオーバーヒートりてエンジンが止まってしまったとの事で、連絡があり、行ってみるとダイナモ側のアイドルプーリーが劣化でベアリングが破損し固着していました。その為、ベルトに負担がかかりダイナモもウォーターポンプも回転が悪くなりベルトは切れ、オーバーヒートとエンジン停止の原因になったと考えられます。

今回の修理はダイナモとクーラー側のアイドルプーリーとベルト交換、LLC補充になります。

交換手順

下の画像の赤〇の部分(交換済み画像)が、今回破損したアイドルプーリーです。
こちらは調整ブラケットとプーリーのASSYでの供給しかないので高額でした。
新品純正品番 S1638-02510

下の画像の赤〇部分はクーラー側のプーリーでこちらも同時交換していきます。
純正品番 88440-3720 (プーリのみ)  

アーパーホースを外すと作業がやり易いです。
今回オーバーヒートしてLLCも吹き出ているので、迷わず外して画像奥側のクーラーホースの留めボルトも外します。

画像のように赤〇の部分を緩め黄色○の調整ネジも緩めてプーリーを外し交換します。

こちらも時間の問題でヤバそうでしたね。

ダイナモ側は調整のブラケットがボルト3本で留まっているのでそれを外しASSY交換します。

こちらがベルト3本の品番です。

画像の様にファンとラジエーターの間を通して取り付けていきます。

ベルト3本交換して調整が済んだらLLCを補充します。

サブタンクの補充も忘れずに

補充がずんだらエンジン始動!
今回は故障後すぐに停止してレッカー移動していたのでエンジンガスケットも問題無い様です。
発電もしているのでダイナモも問題無し!

完全暖気して冷却水が循環しエアーが抜けたら、LLCの量も確認して減っていれば補充します。
これで作業は完了!