走行中ダイナモの2本あるうちの1本ベルトが切れ、同時にオーバーヒートりてエンジンが止まってしまったとの事で、連絡があり、行ってみるとダイナモ側のアイドルプーリーが劣化でベアリングが破損し固着していました。その為、ベルトに負担がかかりダイナモもウォーターポンプも回転が悪くなりベルトは切れ、オーバーヒートとエンジン停止の原因になったと考えられます。
今回の修理はダイナモとクーラー側のアイドルプーリーとベルト交換、LLC補充になります。
交換手順
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010697-1024x768.jpg)
下の画像の赤〇の部分(交換済み画像)が、今回破損したアイドルプーリーです。
こちらは調整ブラケットとプーリーのASSYでの供給しかないので高額でした。
新品純正品番 S1638-02510
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010690-1024x768.jpg)
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010710-1024x768.jpg)
下の画像の赤〇部分はクーラー側のプーリーでこちらも同時交換していきます。
純正品番 88440-3720 (プーリのみ)
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010712-1024x768.jpg)
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010691-1024x768.jpg)
アーパーホースを外すと作業がやり易いです。
今回オーバーヒートしてLLCも吹き出ているので、迷わず外して画像奥側のクーラーホースの留めボルトも外します。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010699-1024x768.jpg)
画像のように赤〇の部分を緩め黄色○の調整ネジも緩めてプーリーを外し交換します。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010702-1024x768.jpg)
こちらも時間の問題でヤバそうでしたね。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010704-1024x768.jpg)
ダイナモ側は調整のブラケットがボルト3本で留まっているのでそれを外しASSY交換します。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010710-1024x768.jpg)
こちらがベルト3本の品番です。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010717-1024x768.jpg)
画像の様にファンとラジエーターの間を通して取り付けていきます。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010711-1024x768.jpg)
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010713-1024x768.jpg)
ベルト3本交換して調整が済んだらLLCを補充します。
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010714-1024x768.jpg)
サブタンクの補充も忘れずに
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010716-1024x768.jpg)
補充がずんだらエンジン始動!
今回は故障後すぐに停止してレッカー移動していたのでエンジンガスケットも問題無い様です。
発電もしているのでダイナモも問題無し!
![](https://kimagure-hawk.com/wp-content/uploads/2022/07/P1010694-1024x768.jpg)
完全暖気して冷却水が循環しエアーが抜けたら、LLCの量も確認して減っていれば補充します。
これで作業は完了!