ライフ JB1 前期 異音

ラックピニオン異音

ライフJB1の足回り、ラックピニオンのガタガタ、ゴトゴト異音
状態は下の動画の様な感じで、コチラの修理していきます。

原因

ラックブーツを外して確認してみると、下の画像の赤丸の部分に本来カラーみたいなものが有るのですが、それが粉々に破損して、ガタガタなっています。この事案はライフで多いようですね。
残念ながら、こちらの部品は出ていないので、交換となるとステアリングギアボックスASSY交換になります。

今回は分解なしで簡単に低価格で補修する方法でやっていきます。

対策 

赤丸の部分の隙間を埋め、ガタツキをなくし方法に約3~4mmほどの肉厚の塩ビ管などを、Cに切って万力などで挟み、ヒートガンなどで温めながらシャフトの外形に合うくらいまで、加工して打ち込む方法が下の画像の様な感じで作ったもので、こちらの方法は他にもやっていつ方がいると思いますが、この方法だとラックエンドや、ブーツなどなど部品を分解しないと作ったカラーが打ち込めないので、今回は分解しない方法です。

 



簡単対策 

使用するのは部品はホームセンターなどで売っている、スチールラックの接続部分のカラーを使います。価格は158円くらいだったかな??? 
今回は持ってる物を使用します。

この部品は合わせになっているので、ラックを分解しずに補修可能です。
打ち込んでからもズレにくいので片側だけ、現物合わせしながら画像の様にカットしながら内径がシャフトに合うまで少しづつ調整します

加工が完了したら、下の画像の様にシャフトにハメ込み、部品はテーパーになっているので薄い方から入れて打ち込んで行きます。(肉厚も約3mm有るので丁度いい感じです)
打ち込む際はシャフトを傷つけないように当て木などをしてハメていきます。
取付が出来たらシャフトにグリスをたっぷり添付しておきましょう。

打ち込んだ後に現物の個体差や摩耗などで、若干隙間がある、ほんの少しガタつく場合は、下の画像のカラーを切って隙間に使用するとガタツキが無くなったりします。
これは、新品のプラグの点火部分に付いているヤツです。意外と使える(笑)

打ち込み補修

ガタツキが無く、ハンドルを左右に回し問題なければ、外したブーツを元に戻せは完成です。

注意:上記の補修修理は、あくまでも応急処置程度で、おすすめしているものではありませんので、行う場合は自己責任でお願いします